1. はじめに:慣らし保育って本当に必要?

こんにちは、3人の子ども(小1・年中・0歳)を育てているぽみ美です。
長かった育休が終わり、いよいよ始まる保育園生活。
特に0歳児の慣らし保育って「本当に必要なのかな?」と疑問に思うママも多いのではないでしょうか。
私自身、1人目のときは子どもの人見知りがひどくて
「ちゃんと園に馴染めるかな?」「ずっと泣いてしまうんじゃないかな…」と不安でいっぱいでした。
初日、玄関先で大泣きされた姿は今でも鮮明に覚えています。
胸が締め付けられて「これからどうなるんだろう」と涙が出そうになったのを思い出します。
でも、実際に経験してみると、泣くのは自然なこと。
少しずつ園や先生に慣れていく過程を大切にすることで、子どもも親も安心して過ごせるようになっていくんです。
今回は、私の体験談を交えながら「慣らし保育のリアル」をお伝えします。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたの不安も軽くなっているはずです。
2. 慣らし保育の期間はどれくらい?【0歳・2歳(年少少)別目安】
慣らし保育の期間やスケジュールは園によって異なりますが、
一般的には 1〜2週間 が目安といわれています。
ただ、私の子どもたちが通っている園では、なんと 4週間 の慣らし保育がありました。
ちなみに次男は、入院していた時期があり、一度退園したあと別の園に 2歳児クラスから入園 した経験があります。
その経験も踏まえて、ここでは 0歳児と2歳児(年少)の慣らし保育スケジュール をわかりやすくお伝えしますね。
0歳児の場合
0歳児はまだ赤ちゃん。初めてママと離れる時間に泣くのは自然なことです。
私の園では 4週間ほど かけて少しずつ慣らしました。
- 1日目〜2日目
- … 1〜2時間だけ登園
- 3日目〜5日目
- … 午前中まで(おやつや給食前にお迎え)
- 6日目〜10日目
- … 午前中+給食まで
- 11日目〜14日目
- … 午睡(お昼寝)まで
- 15日目〜
- … 1日保育スタート
長男は慎重派で半日登園になるまで約2週間かかりました。
正直、慣らし保育期間中では、私と離れるときずーっと泣いていたのですが、3か月たつと泣くことも減ってきて少しずつ園に慣れていったように感じます。
0歳は、ほぼ毎回泣くと思ってもいいかもしれません!
一方、次男は人見知りが少なく、1週間ほどで午前中まで過ごせるようになりました。

子どもの性格やペースによって、かなり差があります!
2歳児(年少)クラスの場合
2歳児になると、体力や言葉も少しずつついてくるため、0歳児よりも環境に慣れるのが早いことが多いです。
- 初日〜数日:午前中のみ園で過ごす
- 1週間前後:お昼ごはんも体験
- その後:お昼寝を経験し、通常の1日保育へ
泣くことはあっても、0歳児より「保育園の活動」に楽しみを感じられるため
短期間で楽しめるようになる子が多いです!
次男も、最初の1週間は不安そうでしたが、見たことがないおもちゃで一瞬で
「バイバイ!」と行ってしまいました(笑)
もちろん、泣いちゃう日もありますが、焦らず「少しずつステップアップする」ことがポイントです。
ポイント
2.0歳児の慣らし保育の期間は?体験談付きで解説
慣らし保育の期間やスケジュールは園によって異なりますが、
一般的には 1〜2週間 が目安といわれています。
ただ、私の子どもたちが通っている園では、なんと 4週間 の慣らし保育がありました。
最初は1日1〜2時間からスタートして、
→ 午前中まで
→ お昼ごはん後
→ お昼寝後
→ おやつ後
と、少しずつ時間を延ばしながら最終的には通常保育へ移行していきます。
私の場合は、
- 1人目 → 泣きがひどく、約2週間かけて半日登園に
- 2人目 → あっさり慣れて、1週間程度で午前中まで
3. 慣らし保育中の1日の流れ
では実際、慣らし保育の1日は具体的にどんなイメージなのでしょうか?
ざっくり書くとこんな感じです!
登園前の準備
前日から当日の朝にかけて、体温や食事、排泄の有無などを連絡ノートに記入します。体調や気になることがあれば、ここで先生に伝えておくと安心です。
登園
初日は泣いてしまうことも多いですが、先生に思い切ってお子さんを預けることが大切です。園によってはベビーカーで登園し、そのまま園に預けられる場合もあります。先生方は経験豊富なので、泣き止ませるのも上手に対応してくださいます。
遊びの時間
0歳児はまだ一人遊びが中心です。寝返りやハイハイをしながら、のんびり過ごします。
昼食
遊んだ後はおむつを確認し、少人数ずつで昼食をとります。食べこぼしやおむつ替えで着替えることも多く、1日に3〜4回着替えることを想定しておくと安心です。
お昼寝
慣らし保育中は、なかなか寝付けずに泣くこともあります。安心できるタオルやお気に入りの肌着を持参すると、落ち着いて眠れることがあります。
おやつ
0歳児のおやつはミルクが中心です。食が進むお子さんには、おにぎりなどが提供されることもあります。
降園
1日を頑張ったお子さんは、帰り際に泣くこともありますが、親御さんが迎えに行くと安心して笑顔になることが多いです。
4. 泣いても大丈夫!安心する3つのコツ
慣らし保育で最初に悩むのは、「子どもが大泣きしてしまうこと」ですよね。預けるまでがとても大変に感じるかもしれません。
でも、安心してください。泣くのは当たり前のことです。
今までずっと一緒にいたママがいない世界に行くのですから、泣くのは自然な反応です。むしろ、泣くことで「安心してほしい」「ここにいる」という自己主張やサインを出しているんですね。

「保育園に預けないほうがいいのでは…かわいそう…」
と悩むこともあるかもしれません。でも、実際に預けてみると、子どもは驚くほど早く環境に慣れていきます。
ポイントはシンプルです。
私も1人目の慣らし保育中、毎日泣く姿を見て胸が痛みました。でも「慣れるまでの一時期」と割り切ることで、自分自身も気持ちを落ち着けられました。
泣く姿に一喜一憂せず、少しずつ園生活に慣れていく過程を温かく見守ってあげることが大切です!
5. 慣らし保育期間中の服装・持ち物の工夫
慣らし保育だからといって、服装や持ち物も意外と大切なポイントなんです。
基本的には、保育園から配布されるお便りやお知らせに沿って準備しておくと安心です。
服装や持ち物の準備については、こちらの記事で詳しくまとめています♪
▶保育園に通う0歳児の服装準備はこれでOK!|入園前に揃えるべき必須アイテム
簡単に簡単にポイントをまとめると…
- 上下セットの服:着替えやすく、動きやすいもの
- 肌着・靴下・スタイ:汚れたらすぐ交換できるよう、多めに用意
- 名前付け:先生が管理しやすいように、分かりやすく
私も2人の子どもで実践しましたが、シンプルで着脱しやすい服が本当に活躍しました。柄物は保育園によってNGな場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
上下セットは最低3セット、予備も合わせて6セットあると安心。慣らし保育中の突然の汚れや洗濯タイミングにも慌てず対応できますよ。
子どもの名前つけでで大活躍したものはこれ▼▼
6. 慣らし保育をスムーズにするコツ
0歳児クラスからの入園は、ママにとってもドキドキですよね。
ここでは、私自身の体験をもとに「やってよかったこと」をお伝えします。少しでも安心材料になればうれしいです。
① 哺乳瓶でミルクを飲めるようにしておく

長男は完母で育てていたので、哺乳瓶でミルクが飲めず、保育園でとても苦労しました。
10か月での入園だったのですが、まだミルクも必要な時期で…。
そこで次男のときは、家で1日1回だけでも哺乳瓶の練習をしてみたんです。
すると園でも自然に飲めるようになり、とても安心できました。
母乳オンリーの場合は、ママがいないと食事ができないこともあるので、少しずつ慣らしておくとラクになります!
② 家で生活リズムを整える

保育園は「食事・お昼寝・遊び」の流れがしっかり決まっています。
入園前から少しずつ時間を合わせておくと、子どももスムーズに馴染めるんです!
子どもって、時計は読めなくても、1日の流れをちゃんと感じ取っています。
いつも同じリズムで過ごしていると「この時間はごはん」「この時間はお昼寝」と安心できるんですよね。
③ 朝のルーティンを作って泣きやすい時間を避ける

登園前って、どうしても泣きやすい時間帯になりやすいですよね。
長男はちょうど眠くなる時間と重なって、毎朝ぐずることが多かったです。
そこで「登園前に好きな番組を少し見る」「お気に入りのおもちゃを持って行く」など、朝のルーティンを決めてみました。
もちろん、毎回完璧にうまくいくわけではありませんが、ルーティンがあることで私自身の気持ちも少しラクになりました。
💡 ちなみに、兄弟がいると下の子は生活リズムが早く身につきやすいので、慣らし保育も比較的スムーズに進むことが多いように感じます。
7. 3人育児で学んだ「慣らし保育で気をつけたいこと」
初めての子どもだと、経験もなく不安でいっぱいですよね。
私も3人育ててきて、慣らし保育で「ここは気をつけたほうがいいな」と感じたポイントがあります。今日はそれをお伝えしますね。
① 子どもによって慣れるスピードは全然違う
兄弟でも性格は全く違うので、保育園に慣れるスピードもそれぞれです。
長男は慎重派で人見知りが強く、0歳児クラスでは先生の中でも1人にしか抱っこされないくらいでした。でも、その先生のおかげで無事に1年通えたんです。今では、あんなに人見知りだった長男も道行く人に挨拶できるほどに成長しました。
一方次男は、ほぼ人見知りした経験もなく、保育園入り口で「行きたくない」と泣いた記憶も数えるほど…。(兄弟こんなにも違うものなんですね…)
だから、「みんなすぐ慣れてるのに、うちの子だけ…」と心配しなくて大丈夫です!
子どもはちゃんと慣れていきますし、慣れても泣くことはあります。
今は焦らず、見守ってあげることが大切です。
② 泣くのは個性のひとつ
泣く子って、大きくなっても泣くことがあります。年長さんになっても、涙を見せる子もいますよね。
泣くことは子どもの個性であり、感情の表現方法のひとつ。
だから「泣くのも当たり前」と、焦らず受け止めてあげてくださいね。
③ 登園前に親の心も整える
慣らし保育で意外と大事なのが、ママ自身の気持ちです。
ずっと泣いている我が子を見ていると、親もドッと疲れちゃいますよね。
登園前には「今日はたくさん泣くかも」と少し覚悟して、肩の力を抜いて預けてみてください。
親が落ち着いていると、子どもも安心して園で過ごせますよ。
8. よくあるQ&A
私も慣らし保育ではいろいろ悩みました。
「うちの子、大丈夫かな…?」と思うママのために、よくある質問と私なりのアドバイスをまとめてみました。

Q. 泣き止まないときはどうすればいい?

かわいそうで、ずっと見てしまう気持ちわかります。でも、泣き止むまでずっと見ていなくても大丈夫です。
むしろ、長時間その場にいると先生もスケジュールが大変になることがあります。
ここは思い切って先生に預けてみましょう。先生は経験豊富なので、上手に対応してくれますよ。

Q. 慣らし保育のあと、昼寝をしない場合は?

無理に寝かせる必要はありません!
頑張って寝かせようとすると、ママも疲れてしまいます。
子どもは自然に眠くなったら寝ますので、静かに遊ばせて落ち着かせてあげるくらいで大丈夫です。

Q. 慣らし保育1週間でまだ慣れなかったら?

慣らし保育の期間はあくまで目安です。
それこそ、長男は慣らし保育すぎても慣れませんでした。苦笑
焦らず、園の先生と相談しながら少しずつ登園時間を延ばしていくのが安心です。

Q. 体調不良(鼻水・咳など)の時は?

0歳児は免疫がまだ弱いので、風邪をひきやすいです。
ママの仕事の都合が許すときは、無理せずお休みさせてあげましょう。
園に連絡して、先生と一緒に対応を相談することが大切です。
✅ 慣らし保育まとめ(おさらい)
👉 大切なのは「子どものペースで少しずつ」。無理せず、安心して保育園生活をスタートさせましょう。
慣らし保育は最初こそ大変に感じますが、準備と心構えがあれば大丈夫。
少しずつ園生活に慣れていくことで、子どもも親も安心して新しい日々を過ごせます。
この記事が、あなたとお子さんの笑顔あふれる毎日のきっかけになれば嬉しいです。